テロップ

テロップの本質とは“メッセージ”と“演出”だと知っていますか?

「テロップとはなんだろう」

と悩んだことはありませんか?

動画編集を始める時は誰しも通る道です

テロップとは動画の画面上に表示される文字のことを一般的には言います
しかし、それだけでテロップを説明したことにはなりません

テロップとは情報の伝達と演出をするために存在します
そして、テロップの本質は2つあります

・動画を分かりやすくする-メッセージ
・動画を魅力的にさせる-演出

この2つの本質を知ることでテロップを正しく理解したことになります
テロップを理解すると動画のどの言葉を切り取ってテロップにすればいいか分かります

初心者・経験者問わず、テロップを理論で理解することをオススメします
感覚でテロップを入れることはオススメしません
なぜなら、感覚はその日の気分や状況でブレるため動画の質を安定化できないからです

動画編集初心者の方は特にテロップの本質を理解しておくと動画をこれから作る時につまずきにくくなります

この記事は元テレビ局の番組デザインを5年務めてきたデザイナーがプロの立場からお伝えします
毎日テロップの事を考え、視聴者に分かりやすく魅力的に感じる事は何かを突き詰めてきました
そのテロップノウハウを伝えたいと思います

初めて動画編集をする方や動画の質を向上させたい方は一読の価値ありです

テロップとは情報の伝達と演出である

テロップの2つの本質

テロップの本質は、文字で「情報を伝えること」と「伝える情報をより魅力的にすること」です

「情報を伝えること」とはつまり「メッセージ」を送ることです
「伝える情報をより魅力的にすること」とはつまり「演出」を加えることです

テロップを考える時、この「メッセージ」と「演出」の2つの視点を持つと動画や視聴者にとっての最適なテロップが見つかります
まずテロップには「メッセージ」と「演出」の2つの本質がある事を知りましょう

テロップには「メッセージ」と「演出」が存在する

動画を分かりやすくするためのメッセージ

情報を伝えるメッセージ

テロップの本質の1つに「情報を伝えること」があります
テロップは音声だけでなく、文字も加えて伝えることでメッセージはより明確になります

メッセージが明確になると動画全体が視聴者にとって分かりやすい動画になります
分かりやすい動画はストレスなく楽しめる動画であるため、視聴者の満足度は上がります

そして、ここで重要なのが「あなたが伝えたいメッセージ」を明確にすることです
メッセージが明確になれば、そのメッセージに関する発言をテロップにすればいいだけです

テロップは、あなたが視聴者に伝えたい情報を文字で届けるために存在します
この指針があるだけで、動画編集初心者が陥る「どれをテロップにしたらいいか分からない状態」から抜け出せます

テロップにはメッセージが重要。伝えたい事をテロップにする事で動画が分かりやすくなる

情報を魅力的にするための演出

情報を魅力的にする演出

テロップのもう1つの本質に「情報を魅力的に演出する」があります
文字を加工する事で、その情報をより魅力的に視聴者に伝えることができます

情報にマッチしたフォントや配色によって、言葉が持っている感情や雰囲気を表現できます
言葉の持っている感情や雰囲気を演出できることがテロップで重要です
なぜなら、伝えたいメッセージをより分かりやすく視聴者へ届けることができるからです

怒った感情には赤黒い色と勢いのあるフォント使い、悲しい感情には寒色系の配色と弱々しいフォント使ったりと
感情や雰囲気に沿った文字加工をすることでメッセージが持つ意味を表現できます

つまり、伝えたいメッセージが明確になっている場合おのずとフォントや配色が定まってきます

また、重要なキーワードがあれば、キーワードを強調することもできます
テロップで上手な演出ができるようになれば、言葉の感情・雰囲気を視覚的に理解できるため、視聴者はその動画の魅力的に感じます

情報をより魅力的に見せるには演出が重要。言葉の感情や雰囲気、強調したいメッセージに沿った文字加工が鍵になる

2つの本質が分かれば最適なテロップ付けができる

最適なテロップ

テロップの2つの本質である『メッセージ』と『演出』が分かるとテロップ付けの時に迷いがなくなります
それは、テロップに対する判断軸ができるからです

・そのテロップのメッセージは伝えたい情報なのか
・そのテロップはより魅力的に伝わる演出がなされているか

この2つの軸があれば、大きく間違えることはありません
軸がなく迷いがあると動画内で伝えたいメッセージがブレてしまいます

雑談や子供の会話のように話があっちこっちに行くと、結局なにを伝えたかったの?となります
メッセージがブレると視聴者が疑問を感じ満足してくれません

そのため、テロップ付けした後にこの2つの軸を元に見直すと良いでしょう
本気で動画編集をやるのであれば、有名YouTuberの動画をこの2つの視点で観てみましょう

どういう意図で作り手が編集したかが分かると動画編集者としてワンランク上がります

テロップに迷ったら『メッセージ』と『演出』の2つの軸から考える

なぜそのテロップが必要かを説明しよう

なぜ必要か説明できる

テロップを入れた説明が出来ることは、動画編集者にとって大切です
感覚でテロップを入れた場合、なぜ入れたのかを説明できません(説明できたとしても説得力に欠けます)

「伝えたいメッセージ」と「魅力的に伝わる演出」を理解できたなら、なぜそのテロップを入れたのか説明ができます

例えば、
実験動画で「実験の予想と結果」がこの動画で伝えたいメッセージため、
実験の予想と結果に関する会話や言葉にはテロップを付けました
・予想に関するテロップはシンプルな文字加工にしています
・結果に関するテロップは予想よりも目立つ文字加工にしています

なぜなら予想と結果の文字加工を変えることで視聴者が一目見ただけで結果を理解できるからです
また実験が成功した時は豪華な文字加工をしています
成功の喜びに加えて実験自体の成功・失敗が誰でも分かるようにです

上記の例のようにテロップそれぞれの相関関係も考えつつ、伝えたいメッセージを明確に説明できると説得力が増し動画編集者として信頼されます
外注動画編集をやりたいと考えている方にとって、クライアントから信頼されることが何よりも重要になってきます
(信頼があると継続案件や高単価の案件を依頼してもらえるため)

テロップについて説明ができると、応用が効きます
上記の例で仮に実験が失敗した場合、何を変えればいいかが瞬時に判断できます
ぜひご自身でどういうテロップにするか考えてみてください

テロップにした理由を説明できると説得力が増し信頼される

テロップに正解はないが不正解はある

自分の判断軸で付ける

動画編集初心者だと、「本当にこのテロップで大丈夫かな」と不安になったりするでしょう
しかし、今までお伝えしてきたテロップの2つの本質である「メッセージ」と「演出」を理解し、
自分がテロップを付けた理由を説明できれば、その不安はなくなります

それでも不安な方に言えることは、「テロップに正解はない」ということです
動画を観て抱く感情は人それぞれ違います
そのため、誰かにとって良いとされているテロップも他の人にとっては要らないテロップであったりもします
他人の判断基準で正解かどうかを気にすることは時間の無駄です

ではどうすればいいか
それは、自分の判断基準でテロップをつけるということです

「自分は必要だと考えたからテロップを付けた」という判断が必要です
その判断に必要なのがテロップの本質である「メッセージ」と「演出」なのです

テロップにおける不正解とは自分の判断基準を持つことなく、何となく入れたテロップのことです
感覚に一切頼るなとは言いません
自分の明確な判断がなされた上での感覚であればそれは個性になるからです

あなたがもしテロップで迷ったりしたら、テロップの2つの本質を思い出してください

テロップは自分の判断基準で付ける。判断基準にはテロップの2つの本質を頼りにする

まとめ

いかがでしょうか
テロップとは何なのかを理解していただけましたか?

テロップには2つの本質がある
それは「メッセージ」と「演出」

・メッセージとは…動画で伝えたい情報
・演出とは…伝えたい情報をより魅力的にする方法

この2つの本質を判断基準としてテロップを付けると迷いがなくなる
明確なメッセージと魅力的な演出があれば、視聴者の満足度は上がる

なぜそのテロップを付けたか説明ができると説得力が増す
説得力がある動画編集者は信頼されるため、外注仕事をする際は継続案件を依頼されやすくなる

テロップは誰かにとっては必要で他の誰かにとっては不必要な場合がある
そのため、他者を基準としてテロップを付けようとすると迷いがでる
自分がどういうテロップを入れたいかを軸にする事が大切
その軸の頼りとなるのは、テロップの2つの本質である

プロフィール

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[ hu: ] /ふぅ
テレビ局で番組デザインを5年担当した経験をもとに、プロの立場から動画の基礎を発信する
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