VIデザイン ロジック 縦型動画

縦型動画が増えていく3つの理由

動画といったら今でも16:9の横型で観るのが一般的です

たまに、挑戦的に縦型動画のMVなどが発信されることがありますが、

それでも縦型動画が主流にはなりませんでした

しかし今後は縦型動画がより浸透し横型よりも増えていくでしょう

なぜ増えるのかを3つの理由からお話しします

縦型動画が増えていく3つの理由

スマホユーザーの割合が増えた

ユーザーグラフ

2019年現在、日本人全体の85.1%がスマホユーザーになりました

60代でもほぼ70%の人がスマホを使っている時代です

縦型画面のデバイスであるスマホに最適な形をとるのであれば、動画は必然的に縦型へとシフトしていくでしょう

(参考:【最新版】2019年のスマホ普及率を年代・地域・年代別に大公開!まさにスマホオンリー時代!マーケティングがこれからどう変わるべきか予想してみた。)

わざわざスマホを持ち替えなくていい

スマホの持ち替え

スマホで動画を観るのが一般的になりました

また今後5Gの影響でより動画との距離が縮まるでしょう

そんな生活の中でスマホと横型動画の特性がマッチしない部分が浮上してきました

それは、「わざわざ動画の時に横向きに持ち替える」という部分です

動画プラットフォーム(Youtubeやニコニコ動画など)は縦向きでのサイトを構築しています

つまり、プラットフォームと動画を行き来する際に、デバイスを縦→横→縦→横とわざわざ変更しなければなりません

短尺の動画コンテンツが増えていく中でこの動作をいちいちやることの煩わしさをユーザーは薄々気が付き始めています

縦型動画ならこのような煩わしさがなくなります

スマホがますます主流になっていく中で、横型動画はユーザーフレンドリーではなくなっていくでしょう

デジタルサイネージの増加

店舗や町中に増えてきた電子看板をデジタルサイネージといいます

デジタルサイネージのいいところは、看板を動画にすることができることです

動画にすることで、静止画では伝えきれない情報を伝えることができます

店舗や町中の柱や壁に設置する際、縦型で配置すればコンパクトに収めることができます

デジタルサイネージ分野では動画コンテンツは縦型のみにフォーカスしていくでしょう

スマホの中だけではなく、町中で接する動画も縦型主流になります

横型が主流なのは歴史の流れ

横型動画の王道のテレビはみんなで見るものだった

もともと身近な動画はテレビや映画でした

テレビと映画は「みんなで見るためのもの」だったので横幅を広くなっています

もちろん、みんなで見ることが目的であれば、縦型よりも横型の方が適しています

ここでひとつ覚えておいてほしいことは、

「横型動画コンテンツがなくなったりはしない」ということです

横型には横型の特性があるため、テレビや映画などの最適な分野で残り続けます

個人でみることが王道になった現代は縦型動画が主流になる

「みんなで見る」から「ひとりで見る」にシフトしていくと動画も最適な形にシフトしていきます

今はまだ横型動画が主流だった影響で

  • 横型での動画作成に撮影機械や編集ソフトが長けている状態
  • 多くの人が横型に慣れてしまっている

という現状です

そのため、ゆっくりではありますが横型動画へのシフトは必ず行われます

それは、ガラケーからスマホに移行していった流れと同じように自然と行われるでしょう

誰よりも先に縦型動画へ

ここまで読んでいただいた方なら縦型動画が必ず増えていく未来を分かっていただけたと思います

その未来に対して自分ならどういう関わり方をするかを考えてほしいのです

クリエイターであるなら縦型動画への表現の追及や挑戦をしてほしいです

そして、誰よりも先に縦型動画を作ることでみんなに動画を見てもらうキッカケにもなるでしょう

 

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テレビ局で番組デザインを5年担当した経験をもとに、プロの立場から動画の基礎を発信する
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