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【0から始めるAfter Effects講座「STEP3」】レイヤーとトランスフォーム【誰でもできる!チュートリアル】

講座メインビジュアル

レイヤー?トランスフォーム?ってなに?

という方にオススメの記事です

ココがポイント

この記事は「誰でもできる!0から始めるAfter Effects講座」のSTEP3です
このAfter Effects講座は初心者の「何していいか分からない」をなくす講座です
講座を一通りこなせばAfter Effectsの基本操作や基礎知識が身につきます
レベルに合わせてひとつずつ解説するので安心してアフターエフェクトを学べます
興味があれば続けて講座を一通りみてください

まずはこちらの記事から始めてください


STEP2はこちら!

このSTEP3で学ぶことは基本中の基本レイヤー・トランスフォームについて解説します

このSTEP3のゴールは
・レイヤー構造がわかる
・平面レイヤー、テキストレイヤー、シェイプレイヤーがわかる
・トランスフォームの各項目の役割がわかる

STEP3ではアニメーションの要であるレイヤーとトランスフォームについてお話しします
STEP4でアニメーションをつけるために必要な知識ですのでしっかりと役割を理解していきましょう

STEP3講座用素材をダウンロード!

この記事はフリーランスでAfter Effectsを仕事にしている動画デザイナーのフゥが書いています

09_STEP

STEP3-1 レイヤーの役割と種類

①レイヤーとは?

01_レイヤー構造

After Effectsはレイヤー構造でできています
レイヤー構造とは「板がいくつも重なり層になる構造」です

After Effectsでは画像やテキストといったレイヤーを重ね動画をつくっていきます
レイヤーは下から順に重なり「上にあるレイヤーが画面手前」「下にあるレイヤーが画面奥」にある状態になります

③覚えておくべき3つのレイヤー

02_レイヤー作成方法

After Effectsでよく使う3つのレイヤーについて解説します
STEP3で覚える3つのレイヤーは
・平面レイヤー
・テキストレイヤー
・シェイプレイヤー

レイヤーの作成方法

レイヤーの作成方法は上部「メニューバー」にある「レイヤー」から「新規」でつくることができます

※ヌルレイヤー調整レイヤーなどは複雑なので次回以降のSTEPで解説します

平面レイヤー

03_平面レイヤー

平面レイヤーはその名の通り「ただの平面」です
平面レイヤーを作成するとコンポジションのときと同様に「設定画面」が出現します
・名前:表示される名前を決める
・サイズ:任意のサイズを指定できる
・コンポジションサイズ作成:開いているコンポジションと同じサイズに設定できる
・カラー:平面レイヤーの色を設定できる

そのままレイヤー構造の一番下に置くことで背景としてつかうことが多いです
またSTEP7で説明する「エフェクト」を適用して様々な表現ができます

テキストレイヤー

04_テキストレイヤー

テキストレイヤーはその名の通り「文字」を扱うレイヤーです
テキストレイヤーはツールバーにある「テキストツール」でもつくることができます
入力したテキストは「文字パネル」からフォントやウェイトを変更できます

文字パネルは上部メニューバーの「ウィンドウ」から表示できるよ!

シェイプレイヤー

05_シェイプレイヤー

シェイプレイヤーは「図形」を扱うレイヤーです
テキストレイヤーと同様にツールバーの「シェイプツール」でつくることもできます
「シェイプツール」を長押しすると「円形」「四角形」「多角形」などの図形を選択できます
ツールバーにある「塗り」と「線」でカラーを変更できます
モーショングラフィックスではシェイプレイヤーをよく使います

「塗り」「線」の表示非表示は「文字(塗り)(線)をクリック」することで設定できます

STEP3-2 トランスフォームの役割と種類

14_トランスフォーム5つの機能

レイヤーに搭載されている機能「トランスフォーム」
このトランスフォームがAfter Effectsのメイン機能です

①トランスフォームとは?

トランスフォームは「レイヤーを移動・変形させる機能」です
どの種類のレイヤーにもほぼ必ずトランスフォーム機能は搭載されています
トランスフォームはレイヤーを変形させることができます

基本トランスフォーム機能は5種類ありそれらを組み合わせることで複雑なアニメーションをつくっていきます

②トランスフォームの基本項目

06_トランスフォームについて

トランスフォーム機能はタイムラインパネルにあるレイヤーの「>」を開くと現れます
「>トランスフォーム」も「>」をクリックすることで開けます

トランスフォームを開くと
・アンカーポイント
・位置(ポジション)
・スケール
・回転
・不透明度
という5項目があります

これがトランスフォームの5つの基本機能です

After Effectsで数値はX,Y,Zの順番で並んでいます。Xは横軸、Yは縦軸、Zは奥行き軸となっています

アンカーポイント

10_アンカーポイント

アンカーポイントとは「基点」を表します
月が地球を基点に周っているように、レイヤーはアンカーポイントを基点として動きます
最初はアンカーポイントを理解するのが難しいと思いますので、基点となるポイントということだけ覚えておいてください

位置(ポジション)

07_位置

位置はコンポジション内のアンカーポイントの位置を表しています
コンポジション内は左上をX=0,Y=0としています
位置にアニメーションをつけることでコンポジションを動くアニメーションがつけられます

スケール

11_スケール

スケールは大きさを表しています
アンカーポイントを中心にサイズが変わります

鎖のマークがONになっていると縦横比固定でサイズ変更します
鎖マークをOFFにすると縦横自由にサイズ変更ができます

回転

12_回転

回転はレイヤーをアンカーポイントを中心に回転させることができます
回転の値にある「x」とは回転数を表してます
1xであれば1回転、2xであれば2回転を表します

不透明度

13_不透明度

不透明度はレイヤーの透け具合を表します
不透明度0%は非表示と同じ状態になります
フェードインフェードアウトを行うときは不透明度にアニメーションをつけます


 

08_どのレイヤーにもトランスフォームはある

複雑なアニメーションも基本トランスフォームでできています
トランスフォーム基本5項目の値をそれぞれ変更し組み合わせることで複雑なアニメーションをつくることができます

たとえば、円形のシェイプレイヤーに「アンカーポイント」「位置」「スケール」をつかうとボールが弾んだようなアニメーションをつけることができます


After Effectsではトランスフォームのアニメーションを組み合わせることで動画を作っていきます

まとめ

お疲れさまでした!

以上がSTEP3のレイヤーとトランスフォームの解説になります

まとめ

・レイヤー構造はタイムライン上にいくほど動画だと手前にくる
・覚える3つのレイヤーは「平面レイヤー」「テキストレイヤー」「シェイプレイヤー」
・トランスフォームとはレイヤーを「移動・変形」させる機能
・覚える5つのトランスフォームは「アンカーポイント」「位置」「スケール」「回転」「不透明度」
・トランスフォームにアニメーションをつけることで動画をつくる

After Effectsではレイヤーのトラスフォームを変更してアニメーションをつけていきます
次回STEP4キーフレームとアニメーションで実際にアニメーションをつけていきましょう

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プロフィール

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[ hu: ] /ふぅ
フリーランスのモーショングラフィッカーとして3年目。
テレビ局で番組デザインを5年担当した経験をもとに、プロの立場から動画の基礎を発信する
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