モーショングラフィックス 動画の基本

モーショングラフィックスとは?学習入門者向け「5分でわかる基礎知識」

モーショングラフィックスってなんだろう…

と疑問を持たれる方が多いと思います

この記事では

・モーショングラフィックスの基礎知識
・モーショングラフィックスの作る方法
・初心者の効率的な学習方法

について紹介します

テレビ局で5年ほど番組デザインを担当しモーショングラフィックスを実務として経験した立場で分かりやすくお伝えします

この記事を読めば、「モーショングラフィックスって何だろう」というお悩みを5分で解決できます

モーショングラフィックスを学びたい人はこの記事を読むと効率的に学習へと向かえます

「モーショングラフィックス」とは

モーショングラフィックスとは「文字や図形、写真を動きと音を加え、魅力的な映像にしたもの」のことです

これだけでは分からないと思うので、少しずつお伝えしていきます

モーショングラフィックスの意味って?

動き

モーション(動き)+グラフィックス(図形、文字)で構成されています
文字や図形を動かすことがモーショングラフィックスの基本です

モーショングラフィックスは動きや音によって
静止画では伝えきれない文字や図形が持つ情報を伝えることができます

例えば、躍動感のあるロゴを作ったとしても静止画では躍動感を表現するには限界があります
しかし、素早い動きで登場したり効果音を付けることでその躍動感を表現できます

これがモーショングラフィックスが持つ意味でありモーショングラフィックスを利用する価値です

どうやってつくるの?

メリット

モーショングラフィックスを作る際に挙げられるソフトが2つあります

・Aviutl(無料ソフト)
・Adobe Aftereffects(有料ソフト)

分かりやすい違いは無料か有料かです
オススメは断然Adobe After effectsです
Aeが良い理由は後ほどお伝えします

モーショングラフィックスはAfter effectsを使うことで作ることができます
図形やテキストは標準的に入っている機能を使い、動かすことができます
それに加え、自分で作ったキャラクターなどの素材を作れば動かせます

基本操作はタイムラインにキーフレームを打つことで動きを制御しています
いきなりの専門用語で分からないと思いますが、とても簡単なことです

例えば、「1秒の時は左側に居てね」「2秒の時は右側に居てね」と伝えておくと
1秒から2秒の間を自動でソフトが計算してくれます
そうすると1秒から2秒の間に左から右に移動するアニメーションが作られます

そういった指令を1つ1つ決めることでモーショングラフィックスは出来上がっています

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Adobe After effectsとは

Aftereffectsとは

Adobe社の製品であり、モーショングラフィックスをやっている人のほとんどが愛用しています

モーショングラフィックスをやるならAfter effectsがいい理由

1.プロも使うAdobe製品
2.豊富なチュートリアル
3.有料だけど安い

プロも使うAdobe製品

プロのほとんどがAdobeのAfter effectsを使用しています
そのため、ゆくゆくは仕事としてモーショングラフィックスに携わりたい人はAeでの作業が必須になります

また、AdobeはAe以外にもPhotoshopやillustratorなどモーショングラフィックスの素材作りには欠かせないソフトを扱っています
そのためAdobe製品を扱えるようになっておけば、プロとしてやっていくためのスキルも習得できます
(5,680円/月で全てのソフトが使えるプランがあるため、Aeを利用すればそれらソフトも自動で使えるのでお得です)

豊富なチュートリアル

Adobeは世界規模の会社のため、多くのクリエイターが世界中でAfter effectsを使用しています
そのため、Howtoやチュートリアルも豊富で表現を勉強するのに申し分ありません

チュートリアルが英語だとしてもユーザーインターフェースは一緒なので画面を追うだけで同じ映像を作ることができます

初心者でもプロ並みの映像を作る方法がYoutubeには無料で上がっているため、学習も効率的にできます

有料だけど安い

Aviutlと違ってAfter effectsは有料です

しかし、有料といっても非常に安い値段で使うことができます
Ae単体のプランだと2,480円/月で利用することができます

昔は定額制ではなく、After effectsを買おうとすると数万円以上の出費でした
それから考えると毎月2,000円弱払うだけで使えるサブスクリプションは非常に初心者向きであるといえます

また、Adobe製品が全て使えるコンプリートプランも5,680円/月で利用が可能です

Photoshopで写真を加工したり、illustratorでキャラクターを作り、それをモーショングラフィックスで動かしたい人は
コンプリートプランに入ることをオススメします

After effectsで「できること」と「できないこと」は

Aeでは「できること」と「できないこと」があります
できないことといっても追加機能を買うことで一部できるようになるため、Aeではほとんどの表現ができます

After effectsのできること

After effectsでできることは

・テキストや写真のアニメーション
・動画編集・加工
・キャラクターアニメーション
・モーショントラッキング(映像に素材を追従させる機能)

トラッキング機能を使えばモノや人に追従して文字や写真を入れることができます

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After effectsのできないこと

After effectsは3DCGを作ることが出来ません

3次元的な奥行きの映像を作ることはできますが立体物を作ることはできません
(3Dソフトで作られたデータをAfter effectsで扱うことはできます)

しかしプラグインという追加機能を購入することである程度の3DCGの扱いができるようになります

そのため、独自の立体物を使ってモーショングラフィックスを作りたい場合はCINEMA4Dなどの3Dソフトが必要になります

モーショングラフィックスの「本質」とは

モーショングラフィックスの本質とは何でしょう
何を目的にモーショングラフィックスはできたのでしょうか

グラフィックスを動かし魅力的に意味を伝える

モーショングラフィックスはただ文字や図形を動かせばいいわけではありません

伝えたいメッセージをどう届けるかが大切になります

伝えたい思いを魅力的に相手に届けることがモーショングラフィックスの本質です

静止画では伝えきれない思いをどう表現するかが作り手としての腕の見せ所になります

情報を時間軸で伝える

静止画と違い、映像には時間軸が存在します

この時間軸がモーショングラフィックスを魅力的に魅せるためのキーポイントになります

例えば、チラシはレイアウトや文字サイズで読み手に読んでほしい情報を順番に伝えます
静止画では読んでほしい順番に読ませる限界がここにあります
しかしモーショングラフィックスであれば時間軸を使い、読んでほしい順番に情報を出せばいいのです

相手にどういう順番で情報を伝えるか、どういう印象を与えるかを意識する必要があります
そういった意味で時間軸の概念をしっかりとマスターしているかどうかで動画自体の質が大きく変わります

モーショングラフィックスの本質をもっと詳しく知りたい方は…

もっとモーショングラフィックスについて知りたい!

モーショングラフィックスには実際に体験してみないと伝えらえない部分が多くあります

また、なるべく挫折しないためにも同じ志をもった人と一緒にやることがオススメです

周りにモーショングラフィックスをやりたい方がいない場合は講座に行ってみましょう

たとえば、モーショングラフィックスを1ヶ月で学べるBYND(バインド)という講座があります
モーショングラフィッカーコースというものがあり、そちらで学ぶことが可能です

モーショングラフィックスを習得する「効率的な勉強法」とは

チュートリアル

モーショングラフィックスを習得し、うまくなるコツはただ1つ「どれだけ自分で作ってきたか」に尽きます

見るだけでは表現を自分のものにはできません
自分で作っていく必要があります

まずはモーショングラフィックスを効率的に作れる勉強方法をお伝えします

チュートリアルを10コやりましょう

実際にAfter effectsを使い作品をつくることで分かることがいくつかあります

・基本的な操作やよく使う機能が大まかに分かる
・作業工程が理解できる
・迷わずに成果が出る

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基本的な操作やよく使う機能が大まかに分かる

初心者が挫折してしまうポイントの1つに「やり方・操作方法が分からない」が挙げられます

チュートリアル通りに作ることで操作に迷うことはなくなります

After effectsにはよく使う機能とほとんど使わない機能で分けられます
よく使う機能を先に覚えるだけである程度のモーショングラフィックスを作れます

作業工程が理解できる

チュートリアルは順番どおりにスムーズな作業を見せてくれるため、今何をしているのかが分かりやすいです

作業の流れを理解することは初心者にとって重要です

それはオリジナルの作品を作るときに何から作ればいいかが分かるためです

自分の作りたい順番で作ると後から修正が発生したり、辻褄が合わない部分などがでてきます

そういった部分があるだけで挫折の原因になります

そのため作業工程を理解することが効率的なモーショングラフィックス制作には欠かせません

迷わずに成果が出る

チュートリアルの良いところは実際に成果が出るところです

作ってみたいものが作れる満足感が初めのうちは大切です

チュートリアルで作ったものを自分なりにブラッシュアップしたり実験してみることで成長に繋がります

なによりデータとして残るため、その表現を使いたくなったらコピーしてくることができます

一度つくった表現を他でも使うことはモーショングラフィックスを効率的に作る上でとても重要です

 

モーショングラフィックスを学ぶ「メリット」とは

専門スキル

モーショングラフィックスは時間が進むにつれ重要になってきます
そのため、早いうちからスキルを習得しておいた方がいいでしょう

まだモーショングラフィックス出来る人が少ない

モーショングラフィックスができる人は決して多くありません

理由としては、

・認知度が低く、情報が少ない
・みんながモーショングラフィックスができるスペックのPCを持っていない

モーショングラフィックスが世間で話題になることはほとんどありません
分野としても映像でありながら必要とされる領域が狭いためあまり発達していません

また、長尺のモーショングラフィックスを作るにはそこそこのPCでは動作が重たく作業が進みません
いまは動画編集が個人でできるようになってきて一般化しつつあります

しかし、モーショングラフィックスまでできるようになるにはまだまだ時間がかかります

そのため、モーショングラフィックスをできる人は重宝されます

これから必要とされる案件が増える

先ほど必要とされる領域が狭いといいましたが、これからその需要は増えていきます

その理由は

・個人クリエイターの増加
・5Gによる動画コンテンツの増加

これからは動画時代です

動画編集を個人でできるようになってきましたがモーショングラフィックスはまだまだ専門分野です

そのため、より質の高い動画を必要とされる中でモーショングラフィックスは必ず活躍します

それは、個人だけでなく企業のPR動画も増えるため、需要は尽きません

 

モーショングラフィックスを使った「仕事」とは

モーショングラフィッカー

多くは動画編集者やデザイナーがモーショングラフィックスを使っています

モーショングラフィックス未経験で「仕事を獲得する方法」とは

モーショングラフィックス未経験でも仕事を獲得する方法があります

まずはクラウドワークス動画制作カテゴリを見てみるといいでしょう

ここでは「LINE風動画」や「結婚式PV」などの案件があります

特に「LINE風動画」の案件は多く、初心者でもできる作業です

モーショングラフィックスの基本ができるようになったら1度LINE風動画をつくってみてはどうでしょうか

知っておきたい「関連用語」まとめ

モーショングラフィックスを作る際に避けては通れないのが「専門用語の理解」です

・レンダリング
・エフェクト
・フレームレート

など初心者の方はこういった横文字に頭を悩まされていませんか?

こちらでAfter effectsの専門用語を紹介しています
専門用語を先に理解しておくだけで学習のハードルはぐんと下がります
一度目を通しておくとよいでしょう

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まとめ

モーショングラフィックスの本質や基本を説明しました。
大まかな概要を説明したため実際にどう始めればいいかなどは他の記事にて紹介しています。

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