
とお悩みの方も多いと思います
この記事では
- 初心者がAfter effectsを始める前にできること
- 効率のいい勉強方法
についてお伝えします
After effects(アフターエッフェクト)を10年ほど触ってきた筆者の経験から
初めのうちに知りたかった内容も含めてお伝えします
この記事を読めば、効率的にAfter effectsを学ぶための準備が整います
After effectsで作れるモーショングラフィックスについて知りたい方はこちらの記事もお読みください
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目標を決める
学習においての最大の失敗は「途中で挫折してしまう事」です
始める前になるべく挫折しないように対策を練っておくことが初心者のうちでは最重要になります
自分の作りたいゴールを決める
まずはゴールを設定しましょう
自分が将来的に作ってみたい作品やイメージがある場合はそれを定期的に見れるようにしておきましょう
闇雲に勉強していても楽しくありません
また、ゴールを設定しない勉強では「ささいな失敗が原因で諦めてしまう」なんて事も起きてしまいます
そうならない為にも自分が目標とするゴールを設定することでささいな失敗をしてもまだ頑張ろうと思えるようになります
作りたいゴールに近づいているという感覚が学習するモチベーションにも繋がります
まずは自分の作りたい動画をまとめてみるといいでしょう
ゴールに必要そうなスキルを覚えていく
ゴールが設定できたら、それを作るために必要そうなスキルを洗い出しましょう
例えば、ロゴモーションをやりたいのであれば、
- テキストの動かし方
- 効果音の付け方
- ロゴの動かし方
などざっくりで構いません
After effectsは様々な機能が使えます
それは、自分のゴールには必要のない機能もあるということです
そういった自分には必要のない機能まで覚えていてはゴールにたどり着くまで時間がかかってしまいます
必要そうなスキルが何かわからない場合は、勉強を進めながら見つけてみましょう
環境を整える
制作環境を整えることは作業をしていく上で非常に重要です
イラスト素材や写真、映像、音楽など動画を作ろうとしたら必要になってくるデータが増えてきます
そうした際に、環境が整っていないと突発的なミスや非効率な時間が生まれてしまい制作意欲を削いでしまいます
そうならないためにも初めのうちにルール作りをしていく必要があります
フォルダ構成を決めておく
フォルダ構成は制作する上で非常に大切な部分になってきます
そのため、初めのうちにフォルダのルール作りをしっかりとしておかないとフォルダ内が荒れます
フォルダ内が荒れると捨てちゃいけないデータを誤って消去したり、
修正したいデータがなかなか見つからないなどといった事が起きます
仕事などで締め切りに追われている場合などはこういった無駄な時間が命取りになるので綺麗なフォルダルールを心がけましょう
外付けHDDを準備しておく
効率的な動画作りにはデータ容量の十分な空きが必要です
そのため外付けのHDDが必要になってきます
なぜそれほどまでに空きが必要かというと
- 動画素材の書き出しを連番ファイルで書き出すため
- 作った動画のライブラリーとして必要なため
連番ファイルの書き出しについてはまだ覚えなくていいので外付けHDDが必要になることだけ覚えてください
もちろん、PC自体にデータの空きがたくさんある場合は必要ありません
有益サイトをブックマーク
学習中にチュートリアルや素材を探していると、その間に学習意欲やモチベーションが下がってしまいます
学習に集中できるように前もって必要そうなサイトはブックマークしておきましょう
チュートリアルサイトを登録
Youtubeを探せばチュートリアル動画は数え切れないほどあります
そのひとつひとつを吟味していくのは大変です
まずは自分でも出来そうな基礎のチュートリアルがあるサイトやYoutubeチャンネルを登録しておきましょう
初心者が始めるならまずこちらのチュートリアルチャンネルがオススメです
素材サイトを登録
作りたい動画が決まると必要になる素材が出てきます
動画制作において、素材の調達は必要不可欠です
もし作品でお金を稼ぐのであれば商用利用可能な素材を見つけなければなりません
そういった素材集めるのは初めのうちは一苦労だと思います
そのため、商用利用ができるサイトをご紹介します
有料だとAdobe stockがオススメです
無料であれば、O-DANで探すといいでしょう
(素材によって商用利用可能かクレジット表記が必要かなど異なるので気をつけましょう)
参考書は買わない
参考書の購入はオススメしません
参考書を見ながら勉強するより
ネット上にあるチュートリアルをやった方が実践的でスキルが身につくからです
初心者であればこちらにある専門用語を覚えるだけで十分です
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After effects入門者が絶対に知っておきたい基礎|10の関連用語
よく分からないカタカナの用語が並んでて難しそう と思う方も多いと思います After effectsをやってみたいけど、用語が難しくてとっつきにくい印象がありますよね 筆者もはじめは何を言っているのか分からない状態で困惑しました しかし、意 ...
基本操作はネット上のチュートリアルで十分
基本操作はチュートリアルをやっていけば身につきます
その上で出てくる疑問やテクニックもググれば出てきます
今ある書籍だとネット上にある情報とそれほど大差がないです
今後、わかりやすく実践的な書籍が出てきたら話は変わってきます
読むだけだと難しくて挫折する
参考書を読むだけだとどうしても難しく思えてしまいます
その理由として、After effectsは動画作りのソフトなため動画での説明の方がわかりやすいからです
PCを触れない空き時間がたくさんあるなら、流れを掴む程度の感覚で読んでみてもいいでしょう
しかし、分厚い参考書は持ち運びにも不便で重いため、それならスマホでYoutubeのチュートリアルを見た方がいい気もします
学習できる時間を定期的に確保する
「学習は1日にしてならず」これに尽きます
短い時間でもいいので、毎日触り続けた方が成長に繋がります
基本操作に慣れるだけで動画作りに使う脳みそに空きができます
その空きをクリエイティブな作業に回しましょう
1日30分の習慣でも学習できる
1日30分でもいいのでAfter effectsを触りましょう
動画を作らなくてもいいので、機能を一つずつ触ってどういう反応が返ってくるみましょう
どんな機能があるかを知っておくと、後々に「あんな機能があったな」と思い出します
それが表現の幅を広げ、作業を効率的にします
1日1機能触ってみる程度でもいいので習慣化しましょう
長い間触らないと初めのうちは忘れる
基本操作に慣れない頃は毎日触りましょう
操作に慣れてきたら間隔を空けても構いません
長い間触らないと操作方法を忘れてしまいます
操作を忘れたらまた1から操作方法を覚える羽目になります
体が覚えるまでは触り続けてください
どうしても作業ができない場合は、
頭の中で基本操作の手順を思い返してみましょう
効率のいい勉強方法とは?
ここまできて始める前にしておくことを紹介しました
ここからは実際に始めるフェーズに入ります
「挫折しない」をコンセプトに効率のいい勉強方法を紹介します
勉強方法は2通りあります
- チュートリアルをやる
- 講座を受講する
チュートリアルをやる
チュートリアルをやり続けることが効率的な勉強方法です
チュートリアルを10個ほどやれば基本操作には慣れて、簡単なものなら1から作れるようになるでしょう
なぜチュートリアルがいいかというと動画と同じ操作をすれば必ず完成するからです
途中で分からなくなる事がないチュートリアルは初心者の学習には最適です
初心者がやるべきチュートリアルは別の記事にまとめています
講座を受講する
時間やお金に余裕がある人は講座を受講してみましょう
プロの方や専門家がわかりやすく説明してくれるため挫折しにくいです
また、周りに同じレベルの初心者がいるため安心して勉強できます
分からない事があればすぐに聞いて解決できるのが講座の良いところです
After effects講座はBYNDというサイトがあります