テロップは書籍や情報が少なくどう勉強していいか分からないですよね
安心してください
テロップは5つのポイントを抑えるだけで見やすいテロップ作りができます
見やすいテロップは5つのポイントで出来ている
5つのポイントは明度差・表示秒数・文字サイズ・太さ・カーニング
重要度は明度差>表示秒数>文字サイズ>太さ>カーニングの順番
そのポイントを気をつけるだけで見やすさはグッと上がります
5年ほどテレビ局で番組デザイナーをしてきた立場からお話いたします
番組のトータルデザインを考え経験した上でお伝えしたい情報です
見やすいテロップを作りたい方は必見です
見やすいテロップを作るポイントは5つ
見やすいテロップを作るポイントはたった5つです
ポイントは明度差・秒数・サイズ・太さ・カーニングの5つです
重要な順番(明度差>表示秒数>文字サイズ>太さ>カーニング)でお伝えしていきます
明度差
背景色と文字色が読みやすさの鍵になります
動画だと背景の明度が変わるため、文字に枠線を追加します
その際に気をつけるポイントも明度差になります
文字色と枠線の明度差をしっかりとつけないと文字の印象がボヤけて読みにくさに繋がります
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表示秒数
テロップを表示する秒数は大切です
いくら見やすいテロップを作っても読まれなければ意味がありません
しっかりと読める秒数テロップを表示しましょう
映像業界では1秒4文字が基準にありますが、
実際のところはその場に応じたリズムで作ることも意識した方が良いでしょう
文字サイズ
文字サイズは重要です
動画では観るデバイスが様々です
テレビ・タブレット・スマートフォンなど画面の大きさが違うため、
テレビサイズで観れていた文字もスマホサイズになると読みにくくなってしまう場合があります
観られるデバイスを想定して文字サイズを決めましょう
もちろん、視聴者の年齢によっても文字の見やすさが変わってきます
視聴者がお年寄りの場合は大きめに文字を設定しましょう
文字の太さ
文字(フォント)には太さ(ウェイト)の種類があります
これをファミリーと呼びます
文字が細いと領域が狭いため認識しにくくなります
そのため、ある程度の太さを持った方が読みやすさに繋がります
文字を乗せる背景によって受ける太さの印象は変わります
錯覚により文字が太って見えたり痩せて見えたりします
カーニング
カーニングとは文字との間のことです
ただ文字を打つだけだと文字と文字の間隔はバラバラになります
そのままだとバラついた印象になりそれが読みにくさに繋がります
そのため、文字間の調整が必要になります
読みやすいかどうかはテロップの要
テロップは読めなければ伝わりません
読めたとしても読みにくい場合は視聴者のストレスになります
ストレスのある動画を視聴者は気に入りません
なので、可愛いテロップカッコいいテロップを作ろうとする前に
「読みやすいかどうか」を意識しましょう
読みやすさをコントロールできるようになったらこの記事がオススメです
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最後に
いかがでしょうか
見やすいテロップのための5つのポイントをご理解いただけましたでしょうか
一気にすべてを覚えるのは大変だと思います
なので、
明度差>表示秒数>文字サイズ>太さ>カーニングの順番に覚えていきましょう
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